〉ファイル連携ツール
ファイル連携ツール
~ファイルを中心としたシステム間連携ツール~
ファイル連携ツールは、ファイルを中心にシステム間の連携を実現します。
ファイル・フォルダ監視機能や複数ジョブを起動するジョブネット機能があり、日時指定や監視機能を用いてファイルの転送、コピーをシステム間で行うことが可能です。
概要
ファイルやフォルダ監視によるファイルの送受信
指定されたファイルやフォルダを監視し、ファイルの追加や変更が行われた時点でファイルの送受信を行います。
複数システム間のファイル送受信が可能です。
ファイルの暗号化・データ圧縮
ファイルの暗号化やファイルを圧縮しての送受信が可能です。
暗号化によるセキュリティレベルの向上、圧縮による転送時間の短縮を実現します。
ジョブの一括管理(ジョブネット)
ファイルの送受信に関連する複数ジョブの一括管理と実行が可能です。
例えば、『前処理』→『抽出処理』→『ファイル転送処理』→『後処理』などの一連の流れでファイルの処理を行うことが可能です。
特長
- 設定した日時や週間、月間のスケジュールに従い、ジョブの起動を行う事が可能です。
- 内部処理・外部プログラムの複数ジョブを組み合わせたジョブネットを作成できます。
- ファイル項目の関連付けや項目編集、並べ替えなどのファイル編集が可能です。
機能一覧
大分類 | 機能 | 機能概要 |
---|---|---|
ファイル連携機能 | フォルダ監視機能 | 指定したフォルダを常時監視し、ファイルの追加・更新・削除が行われたタイミングで設定されたジョブネットを起動します。 |
ファイル監視機能 | 指定したファイルを常時監視し、ファイルの更新・削除が行われたタイミングで設定されたジョブネットを起動します。 | |
スケジューラ機能 | 設定した日時等のスケジュールに従って、ジョブネットを起動します。 | |
ジョブネット機能 | 関連するジョブの順番を定義し、順次起動することが可能です。 ジョブには、ファイル連携ツールの機能である、ファイルの送受信のデータ処理やユーザ固有の外部プログラムが登録可能です。 |
|
ファイル転送機能 | ファイル転送 | 指定されたファイルを指定先に転送(コピー)します。 |
ファイル暗号化機能 | ファイル送受信時にファイルの暗号化(※1)、復号化を行います。 | |
ファイル圧縮機能 | ファイル送受信時にファイルの圧縮(※2)、解凍を行います。 | |
ファイル編集機能 | ファイル編集機能 | ファイルのデータ項目の関連付け、項目編集、並べ替えを定義し、ジョブ実行時にファイルの編集を行います。 |
※1 暗号アルゴリズムにはDES(Data Encryption Standard:データ暗号化標準)を鍵を変えながら暗号化→復号化→暗号化の順に三回施すTriple DESを使用しています。
※2 圧縮にはZIP圧縮を使用しています。
機能概要
対応OS
- Windows 10 Home / Pro / Enterprise
- Windows Server 2016 (各種エディション)
- Windows Server 2019 (各種エディション)
- Windows Server 2022 (各種エディション) (いずれも日本語版)
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